学生、研修医の方へ

私たち乳腺外科は、多くの学生、研修医の皆さんに「乳癌」について興味を持っていただきたいと思っています。
知りたいことがありましたら、いつでも下記に連絡してください。

研修責任者 山下 啓子
研修担当者 髙﨑 恵美
E-mail:breast@huhp.hokudai.ac.jp

私たちの医局は北海道大学病院 臨床研究棟3階にあります。

Ø  私たち 乳腺外科 は、平成24 4月 に新設されました。
私たちは「乳がん」を診療の中心としています。乳がんの診療 においては、予防 から 診断、治療(薬物療法、手術療法など)まで一貫として行っています。

Ø  旧国公立大学では、乳腺外科の講座が独立して存在する大学は全国でもまだ少なく、北海道では北海道大学が唯一です。

Ø  乳腺専門医が最短コースで取得できます。

    乳腺外科先輩医師のメッセージ

乳腺専門医は求められています!

  日本では、乳がんの患者さんの数がどんどん増えています(この20年間で3倍増加)。

  現在の乳がんの診療は、乳がん診療を専門にしている医師が、チーム医療体制の整った病院(がん診療連携拠点病院など)で診療することが必要です。

  北海道では、乳がん診療を専門にしている医師が求められています!

  私たち 乳腺外科 は、乳腺専門医を養成し、がん診療連携拠点病院など質の高い乳がん診療 を行うことを目標のひとつとしています。


1.乳腺外科 研修プログラム

研修の目標

 1.外科専門医 取得 → 乳腺専門医 取得

 2.大学院での研究 → 医学博士 取得

その後は、

   がん診療連携拠点病院などで乳がんの診療

   大学病院で乳がんの診療と研究  留学も!

 研修プログラム、週間スケジュール

具体的には

卒後3-5年間:外科研修

 北海道大学病院、または教育研修施設病院で外科研修(一般外科+乳がんの診療)

            外科専門医取得

 *教育研修施設病院

           北海道がんセンター、市立札幌病院、札幌厚生病院、KKR札幌医療センター、
    KKR札幌医療センター斗南病院、帯広厚生病病院、砂川市立病院、釧路労災病院、市立釧路総合病院、
    手稲渓仁会病院、恵佑会札幌病院など

        乳腺専門医が在籍しており、研修を監督します。

卒後5-6年目:大学院入学**

大学院(4年間)

           北海道大学で乳がんの研究、北海道大学病院で乳がんの診療

            乳腺専門医取得

            医学博士取得

大学院卒業後

           がん診療連携拠点病院などで乳がんの診療

           北海道大学病院で乳がんの診療と研究

 

**大学院入学は必須ではありませんが、ぜひ推奨します。


2.取得できる専門医、資格

1外科専門医

2乳腺認定医

  日本乳癌学会入会

  学会認定医協議会の定める基本的診療科の認定医または専門医を取得

  (外科専門医の他、内科、放射線科、病理などの認定医、専門医)

 乳腺認定医 資格

           1.日本乳癌学会会員 継続4年以上

           2.臨床研修医終了後、認定施設・関連施設で2年以上、40 例以上の乳癌症例の診療経験

           3.筆頭論文または筆頭発表の業績

3)乳腺専門医

 乳腺専門医 資格

           1.日本乳癌学会会員 継続5年以上

           2.臨床研修終了後 5年以上

           3.臨床研修医終了後、認定施設・関連施設で5年以上、100 例以上の乳癌症例の診療経験

           4.筆頭論文などの業績、研修実績、専門医セミナーの受講

4)検診マンモグラフィ読影医師

  日本乳がん検診精度管理中央機構主催または共催の講習会と試験を受ける。

5)がん薬物療法専門医(日本臨床腫瘍学会)

 がん薬物療法専門医 資格

           1.日本臨床腫瘍学会会員 2年以上

           2.基本的診療科の認定医または専門医

           3.臨床研修終了後 がん治療の臨床研修 5年以上

           4.症例実績報告書(計30例)に乳癌3例が必須

           5.筆頭論文などの業績、教育セミナーの受講

6)がん治療認定医(日本がん治療認定医機構)


ごあいさつ

 私たち乳腺外科は、平成244月に新設されました。乳がんの診療においては、予防から診断、治療(薬物療法、手術療法など)まで一貫として行っています。

 日本では、乳がんは1990年代後半から女性のがんの罹患率の第1位となり、現在なお増加の一途をたどっています。日本人女性の乳がんの罹患率はこの20年間で約3倍増加しました。

 乳がんは病名でいうと一つの疾患ですが、基礎研究から予防、診断、治療まで非常に広い分野に渡っていて、治療も患者さんごとに多様でなければなりません。この分野に進んだ方は、きっと何か好きなところが見つかるのではないかと思います。また、医師はさまざまな働き方ができる職業です。大学病院、がんセンターなどの専門機関、地域の公立病院、個人の開業医など、環境によって役割が違い働き方も違います。

 医師は非常に“やりがい”のある仕事です。自分の担当する患者さんには、常に最高の診療を提供しなければなりません。診療に対する熱意と患者さんへの思いやり、愛情が不可欠です。私たちは、乳がんの診療に携わるプロフェッショナルとして世界標準治療を実践しつつ、ひとりひとりの患者さんに最適な診療を提供するために、日々、研鑽を積んでいます。また、基礎から臨床にわたる最新の研究成果に耳を傾け、不幸にして乳がんに罹患した患者さんの完治を目指す方法を模索しています。さらに、予防、早期発見にも貢献したいと考え、研究を進めています。

 長い医師としての人生の中で、大学院に入学して研究を行うことは大変重要で貴重な時間です。何よりも、基礎的研究に触れて疾患の本質を見極める目を養うことにより、日々の患者さんの診療の場において、より質の高い診療に繋がります。医学の進歩に貢献する重要な成果を挙げることができれば、世界の人々の役に立つことも可能です。

 乳がんの診療や研究に携わることで多くの人々の役に立つことができるだけでなく、楽しくやりがいのある仕事をすることで自分自身の人生をも豊かになると信じています。ぜひ、私たちと一緒に仕事をしませんか?

北海道大学病院 乳腺外科
  北海道大学大学院医学院医学専攻外科系 外科学講座 乳腺外科教室

                                                          教授 山下 啓子 Hiroko Yamashita


 詳細は、下記ホームページをご覧ください。