各検査室の紹介

生理機能検査室-脳波・神経生理検査室-

術中モニタリング検査

術中モニタリング検査とは、手術によって脊髄全体が引っ張られたり、圧迫などによって障害されたり、 大動脈瘤によって血管を取り替える際に、脊髄に栄養を送る血管からの血液が障害されていないかなどを監視して、 手術を安全に進めるための検査方法です。 検査の方法には、手術前に行われる磁気刺激、手術中に行われる高電圧電気刺激の2種類があります。

【磁気刺激】

磁気刺激とは、脳の動きを司る部分(=運動野) を磁気の力を使って刺激します。
刺激は、脊髄を通り、末梢の筋肉を収縮させます。

検査の目的

運動神経の障害がないことを確認します。また、手術前に検査を行い、 手術中に行う高電圧電気刺激でも検査できることを確認します。

検査方法

コイルによって発生した磁気の力で、脳の動きを司る部分(=運動野)を 刺激します。ほぼ無痛で刺激を行うことができます。


【高電圧電気刺激検査】

高電圧電気刺激とは、脳の動きを司る部分(=運動野) を電気を使って刺激します。 刺激は、脊髄を通り、末梢の筋肉を収縮させます。

検査の目的

運動神経の障害がないことを確認します。障害が受けた際には、 筋肉の反応が弱くなったり、反応しなくなったりするため、医師にいち早く報告することで、 障害や後遺症を防ぐ、あるいは最小限にするために行っています。

検査方法

麻酔がかかった状態で検査を行うため、磁気刺激よりも強い電気で刺激を行います。 しかし、患者さんには、痛みは全くわかりません。

検査風景

手術室での検査の様子。
手術にモニタリング担当検査技師が立会い、筋肉の反応に異常が生じていないかチェックを行っています。




手術時は患者さんの体に取り付けた針電極から、筋肉の反応を感知します。
写真は足の裏と脛の筋肉につけた針電極です。




患者さんの頭に貼り付けた電極から脳への電気刺激を行います。
頭の左側についている電極から刺激すると、右手の筋肉が反応します。 同様に、右側の電極は左手の筋肉を、後ろ側の電極は足の筋肉を反応させます。



電気刺激の出力を調整する装置です。