薬剤部導入機器紹介

2022/08/12

全自動錠剤分包機

処方箋の発行に併せて、オーダー情報を解析し一包化指示の出ている処方箋について投与タイミング毎に錠剤を一包化してくれます。

薬品充填時のバーコード認証の機構を前面に備え簡便な操作で充填間違いを防ぎます。また、錠剤カセットに薬品情報を保持しており、カセットをどこにセットしてもスムーズに分包してくれます。


一包化錠剤監査支援システム

上記の全自動錠剤分包機と連携しており、分包された薬包をこの装置に通すことで、1包づつ含まれる薬剤の種類及び錠数をあらかじめ登録してある錠剤の形状や大きさのデータと照合されて、一包化された薬包に誤りがないか確認されます。


トータルトレーサビリティシステム

医薬品の在庫や温度ログ、使用期限の遠隔自動管理を可能にし、使用した薬剤や期限の近い薬剤の自動発注を行います。


錠剤仕分け装置

一包化をほどいた錠剤やカプセルなどバラの薬剤をまとめてトレイに投入するだけで自動的に薬剤毎に仕分けしてくれます。仕分けした錠剤を全自動錠剤分包機に戻す際にもバーコード認証を行うことで効率よく安全に医薬品のロスを防ぐことに役立っています。


注射薬自動払い出しシステム(アンプルピッカー)

オーダー情報を解析してアンプル、バイアル類をラベルと併せて施用単位で取り揃えてくれます。


液体クロマトグラフィー質量分析計(LC-MS/MS)

高速液体クロマトグラフ(HPLC)と三連四重極型質量分析計(MS/MS)を組合わせた装置で、液中(血液など)の成分の分離をHPLCで行い、続いて、質量による分析をMS/MSで行います。これにより様々な成分の検出が可能でTDMにおける血中濃度測定に利用しています。
(※左の縦長ふたつがHPLC、右がMS/MS)


臨床化学自動分析装置

検体中の薬物量に応じて抗体が消費され、未反応の抗体が反応して凝集した凝集度合いを吸光度変化量としてこちらの機械で測定、検体の薬物濃度を求めています。現在はテイコプラニンの濃度測定に使用しています。


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