基本情報
- 日本病院薬剤師 認定薬剤師
- 医療薬学会 がん専門薬剤師
経歴
最終学歴 | 千葉大学 薬学部 卒業 |
---|---|
1年目 | 北海道大学病院 薬剤部 採用 |
2年目 | 血液内科病棟担当 |
4年目 | 呼吸器内科・腫瘍内科病棟担当 |
5年目 | 外来治療センター兼任 |
6年目 | 日本病院薬剤師会認定薬剤師取得 |
6年目 | 日本医療薬学会 がん専門薬剤師取得 |
7年目 | 外来治療センター専属 |
1日のスケジュール
5:00 | |
---|---|
6:00 | |
7:00 | 出勤の準備 |
8:00 | 朝の準備、看護師とのカンファレンス |
9:00 | 外来治療センター 監査業務、外来患者服薬指導・処方提案 |
10:00 | |
11:00 | |
12:00 | |
13:00 | 昼食 |
14:00 | 外来治療センター 監査業務、外来患者服薬指導・処方提案 |
15:00 | |
16:00 | 翌日の指導患者チェック、他部署ヘルプ |
17:00 | 小休憩・間食 |
18:00 | 院内化学療法レジメンに関する業務、文献検索・論文執筆などの研究活動 |
19:00 | |
20:00 | |
21:00 | リラックスタイム |
22:00 | |
23:00 | |
0:00 | 就寝 |
1:00 |
Q&A
なぜ北大病院に入職希望したか?
出身は札幌ですが、大学は千葉大学に進学していたため千葉に住んでいました。所属していた大学の研究室は千葉大学医学部附属病院の薬剤部の職員の方々と交流が盛んであったため、非常に親しくさせていただており、そのまま千葉大学に入職することも検討していました。
しかし長い目で熟考した結果、やはり社会人のスタートは故郷である札幌からという想いと、甘えの利かない全く未知の職場に飛び込む方が自分を成長させるきっかけになると思い、北海道大学病院薬剤部への入職を決意しました。
なぜがん専門薬剤師を取得しようとしたか?
大学の研究室で遺伝子多型を専門に研究をしていたため個別化治療に興味があり、入職時点では抗菌薬のTDMに興味があったので感染制御を専門とする方に気持ちが傾いていました。その一方で当時は、病棟に薬剤師が常駐し始めた時期だったので服薬指導を通じた患者さんとのコミュニケーションに強い憧れを持っていました。
そんな中、血液内科の病棟薬剤師に配属になって病棟業務をこなしていくうちに、がん患者さんに対する服薬指導や処方提案の醍醐味を覚え、自分の興味ががん薬物療法に次第にシフトしていきました。また既にがん専門薬剤師を有している先輩薬剤師の熱意ある仕事ぶりを直にみて、自分も同じ道に進んでみたいと決意し、最終的にがん専門薬剤師を取得しました。
業務上心掛けていることは?
よく薬剤師は医療における「最後の砦」と称されることがありますが、薬剤師は薬の専門家であり、医薬品が関係する全ての場面において責任を持って業務を進めていく必要があります。薬が使われる先の大多数は患者さんになると思いますが、その患者さんが薬によって不利益を被ることなく、安心して使っていただけるように薬剤師の一般的な業務である調剤・監査から服薬指導まで、常に責任と自覚を持って携わることをモットーに日々勉強しながら業務に携わっています。
休日の過ごし方は?
あまり家でじっとしていられない性格なので、世間が今よりもオープンだった時代は、飛行機に乗らない月はないくらい国内旅行(道内はしません)、海外旅行にかなり頻繁に行っていました。芸術鑑賞が好きなので、ミュージカルやクラシックバレエなどの年間鑑賞数は片手では収まらない数を観に行っています。
社会人になってからマラソンも始めたので、どこにも行かない時はランニングをしていますし、予定に余裕がある場合は旅先でもランニングをしています。行動制限が多くなってしまった昨今は、元々好きだったゲームをしたり、昔習っていたピアノをもっと上手くなりたいと思って弾いたりしています。
有資格者でありながら多趣味で有名ですが、両立の秘訣は何ですか?
自分の立場が学生であれ、社会人であれ、目の前のやるべきことに責任を持って取り組むことは大前提だと思いますので、今も昔も仕事・勉強最優先、趣味優先、衣食住は三の次というスタイルを取っています。
私の抱えている趣味の多くは予定の前倒し、先送りができないものが多いですので、やるべきことの優先順位と目標を設定して常に「時間の逆算」をしながら仕事と趣味の両立を図っています。
ただ、自分の体は一つしかありませんし衣食住を犠牲にして不健康になってしまうと元も子もないので、無理のない範囲での両立をおすすめします。